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プログラミング教育で身につけること

すでに中学校の入学試験や高校や大学の一部にプログラミング教育を導入した学校もあります。大学の入学試験においても同様ですが、AO入試や推薦入試において、プログラミングによる実績をプレゼンすることで、入学したこどももいます。また、大学入試センター試験にかわって、導入される大学入学共通テストで、プログラミングなどの情報科目を導入する方針も示されていて、大きく変わる予定です。プログラミングが小学校から必修化され、中学、高校、大学へ進学するにあたって必須になる時代もくるかもしれません。しかし、そもそも良い大学、良い企業が何かという価値観も変化しつつあることも踏まえておくといいでしょう。こども達は、これまで経験したことがないほど目まぐるしく変化する社会を生きています。知識はすぐに陳腐化し、今日の常識は十年後の非常識かもしれません。そのような時代を生きているこども達にとっては、予測不可能な出来事に対して、どのように対応していくのかというスキルが求められるわけです。学校で学んだ知識だけでは対応できない、誰も答えを教えてくれない、あるいは誰も答えを知らない、そんな世の中で、これまでの常識に囚われずに変化を楽しみながら、生涯にわたって学び続けることが重要です。プログラミングを通じて、楽しみながら、主体的に学び続ける姿勢を身につけるようにしましょう。

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